ズート・シムズ (Zoot Sims)

ズート・シムズ
アメリカのジャズ・テナー・サックス奏者。
1925年10月29日カリフォルニア州イングルウッド生まれ。
1985年3月23日ニューヨークで死去。

1947～49年、ウディ・ハーマン楽団に在籍し、スタン・ゲッツ（ts）とともに「フォー・ブラザーズ」の一人として人気を博した。

1950年、ベニー・グッドマン楽団に参加。

1953年、スタン・ケントン楽団に参加。

1956年からはアル・コーン（ts）と双頭コンボを結成し、1980年代初めまで活動した。

1956年1月11＆18日、『モダン・アート・オブ・ジャズ（The Modern Art of Jazz）』を録音。ボブ・ブルックマイヤー（vtb）、ジョン・ウィリアムズ（p）、ミルト・ヒントン（b）、ガス・ジョンソン（ds）が参加。

1956年1月23＆24日、アル・コーン（ts）との共演盤『フロム・A・トゥ・Z（From A to Z）』を録音。ディック・シャーマン（tp）、ハンク・ジョーンズ（p）、デイヴ・マッケンナ（p）、ミルト・ヒントン（b）、オシー・ジョンソン（ds）が参加。

1956年3月16日、『ズート・シムズ・オン・デュクレテ・トムソン（Zoot Sims On Ducretet Thomson）』を録音。ジョン・アードレイ（tp）、アンリ・ルノー（p）、ブノワ・ケルサン（b）、シャルル・ソードレ（ds）が参加。

1956年7月28日、ユタ・ヒップ（p）との共演盤『ユタ・ヒップ・ウィズ・ズート・シムズ（Jutta Hipp with Zoot Sims）』を録音。ジェリー・ロイド（tp）、アーメド・アブダルマリク（b）、エド・シグペン（ds）が参加。「コートにすみれを（Violets for Your Furs）」が秀逸。

1956年10月12日、『ズート（Zoot）』を録音。ジョン・ウィリアムス（p）、ノビー・トーター（b）、ガス・ジョンソン（ds）が参加。「ザ・マン・アイ・ラブ（The Man I Love）」、「ボヘミア・アフターダーク（Bohemia After Dark）」を収録。

1957年3月26＆27日、アル・コーン（ts）との共演盤『アル・アンド・ズート（Al and Zoot）』を録音。モーズ・アリソン（p）、テディ・コティック（b）、ニック・スタビュラス（ds）が参加。

1959年2月6＆7日、アル・コーン（ts）との共演ライヴ盤『ハーフ・ノートの夜（Jazz Alive! A Night at the Half Note）』を録音。フィル・ウッズ（as）、モーズ・アリソン（p）、ネヴィル・トーター（b）、ポール・モチアン（ds）が参加。

1960年6月7日、『ダウン・ホーム（Down Home）』を録音。デイヴ・マッケンナ（p）、ジョージ・タッカー（b）、ダニー・リッチモンド（ds）が参加。

1960年6月1＆3日、アル・コーン（ts）との共演盤『ユー・エン・ミー（You'n Me）』を録音。モーズ・アリソン（p）、メジャー・ホリー（b）、オシー・ジョンソン（ds）が参加。

1961年12月13日、クラーク＝ボラン楽団のアルバム『ジャズ・イズ・ユニヴァーサル（Jazz is Universal）』に参加。

1963年9月9＆12日、ペッパー・アダムス（bs）のアルバム『プレイ・ザ・コンポジション・オブ・チャールズ・ミンガス（ Plays The Compositions Of Charlie Mingus）』に参加。

1968年12月11＆12日、ペッパー・アダムス（bs）のアルバム『エンカウンター!（Encounter!）』に参加。

1973年3月23日、アル・コーン（ts）との共演盤『ボディ＆ソウル（Body & Soul）』を録音。ジャッキー・バイアード（p）、ジョージ・デュビビエ（b）、メル・ルイス（ds）が参加。「エミリー（Emily）」、「ブラジリアン・メドレー：リカード・ボサ・ノバ～イパネマの娘～ワン・ノート・サンバ（Brazilian Medley: Recado Bossa Nova/The Girl from Ipanema）」を収録。

1973年5月30日、『ズート・アット・イーズ（Zoot At Ease）』を録音。ズートはソプラノも演奏している。ハンク・ジョーンズ（p）、ミルト・ヒントン（b）、ルイ・ベルソン（ds）、グラディ・テイト（ds）が参加。

1974年、バディ・リッチ（ds）とライオネル・ハンプトン（vib）との共演盤『トランジション（Transition）』に参加。

1975年10月、エディ・ロックジョウ・デイヴィス（ts）との共演盤『ザ・テナー・ジャイアンツ・フィーチャリング・オスカー・ピーターソン（The Tenor Giants Featuring Oscar Peterson）』を録音。オスカー・ピーターソン（p）、ニールス・ペデルセン（b）、ルイ・ベルソン（ds）が参加。

1977年10月27＆28日、『イフ・アイム・ラッキー（If I'm Lucky）』を録音。ジミー・ロウルズ（p）、ジョージ・ムラーツ（b）、マウジー・アレキサンダー（ds）が参加。