ジジ・グライス (Gigi Gryce)
ジジ・グライス
アメリカのジャズ・アルト・サックス奏者、作編曲家。
1925年11月28日フロリダ州ペンサコーラ生まれ。
1983年3月14日同地で死去。
ボストン音楽院でクラシックの作曲を学び、さらにフルブライト奨学金を得てパリに留学した。
1955年5月、アート・ファーマー(tp)との共演盤『ホエン・ファーマー・メット・グライス(When Farmer Met Gryce)』を録音。
1955年8月、オスカー・ペティフォード(b)のアルバム『アナザー・ワン(Another One)』に参加。
1955年10月15&22日、『ニカズ・テンポ(Nica's Tempo)』を録音。アート・ファーマー(tp)、セロニアス・モンク(p)、ホレス・シルヴァー(p)、オスカー・ペティフォード(b)、パーシー・ヒース(b)、アート・ブレイキー(ds)、ケニー・クラーク(ds)等が参加。
1956年6月、オスカー・ペティフォード(b)のアルバム『オスカー・ペティフォード・イン・ハイ・ファイ(Oscar Pettiford Orchestra In Hi-Fi)』に参加。
1956年11月9日、マル・ウォルドロン(p)のアルバム『マル 1(Mal-1)』に参加。
1957年、ドナルド・バード(tp)と「ジャズ・ラブ・クインテット」を結成。ちなみに「ラブ(Lab)」は実験室。
1957年3月7日&4月10日、『ジジ・グライス・アンド・ザ・ジャズ・ラブ・クインテット(Gigi Gryce and The Jazz Lab Quintet)』を録音。ドナルド・バード(tp)、ウェイド・レグ(p)、ウェンデル・マーシャル(b)、アート・テイラー(ds)が参加。
1957年4~7月、セロニアス・モンク(p)とジョン・コルトレーン(ts)との共演盤『セロニアス・モンク・ウィズ・ジョン・コルトレーン(Thelonious Monk with John Coltrane)』に参加。
1957年6月、セロニアス・モンク(p)のアルバム『モンクス・ミュージック(Monk's Music)』に参加。
1960年6月7日、『ザ・ラット・レース・ブルース(The Rat Race Blues)』を録音。リチャード・ウィリアムス(tp)、リチャード・ワイアンズ(p)、ジュリアン・ユーエル(b)、ミッキー・ローカー(ds)が参加。
1960年、『リミニッシン(Reminiscin')』を録音。リチャード・ウィリアムス(tp)、エディ・コスタ(vib)、リチャード・ワイアンズ(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)ウォルター・パーキンス(ds)等が参加。
以後引退し、音楽教育に専念した。
- ジジ・グライス (ウィキペディア)
- Gigi Gryce (オフィシャルサイト)