モダン・ジャズ・カルテット (Modern Jazz Quartet)

モダン・ジャズ・カルテット〔MJQ〕
アメリカのジャズコンボ。
1952年、ディジー・ガレスピー楽団のメンバーによって結成された。

結成時のメンバーは、ミルト・ジャクソン（vib）、ジョン・ルイス（p）、パーシー・ヒース（b）、ケニー・クラーク（ds）。

1953年6月～1955年1月、『ジャンゴ（Django）』を録音。「ジャンゴ（Django）」、「ワン・ベース・ヒット（One Bass Hit）」、「ラ・ロンド組曲（La Ronde Suite）」、「ザ・クイーンズ・ファンシー（The Queen's Fancy）」、「デローネイのジレンマ（Delauney's Dilemma）」、「ニューヨークの秋（Autumn In New York）」、「バット・ノット・フォー・ミー（But Not for Me）」、「ミラノ（Milano）」を収録。

1955年2月からドラムスがコニー・ケイに代わった。

1955年7月2日、『コンコルド（Concorde）』を録音。「ラルフズ・ニュー・ブルース（Ralph's New Blues）」、「オール・オブ・ユー（All of You）」、「四月の想い出（I'll Remember April）」、「ガーシュウィン・メドレー（Gershwin Medley）」、「朝日のようにさわやかに（Softly, As in a Morning Sunrise）」、「コンコルド（Concorde）」を収録。

1956年1月22日＆2月14日、『フォンテッサ（Fontessa）』を録音。「ヴェルサイユ（Versailles）」、「エンジェル・アイズ（Angel Eyes）」、「フォンテッサ（Fontessa）」、「虹の彼方に（Over the Rainbow）」、「ブルースオロジー（Bluesology）」、「ウィロー・ウィープ・フォー・ミー（Willow Weep for Me）」、「ウディン・ユー（Woody'n You）」を収録。

1957年4月4日、『たそがれのヴェニス（The Modern Jazz Quartet Plays No Sun in Venice）』を録音。「ゴールデン・ストライカー（The Golden Striker）」、「ひとしれず（One Never Knows）」、「行列（Cortege）」、「ヴェニス（Venice）」、「三つの窓（Three Windows）」を収録。

1958年、初のヨーロッパ・ツアーが好評を博した。

1959年8月～1960年1月、『ピラミッド（Pyramid）』を録音。「ヴァンドーム（Vendome）」、「ピラミッド（Pyramid）」、「ロメイン（Romaine）」を収録。

1960年4月11日～13日、『ヨーロピアン・コンサート（European Concert）』を録音。「アイ・リメンバー・クリフォード（I Remember Clifford）」を収録。

1964年7月21日、ローリンド・アルメイダ（g）との共演盤『コラボレーション（Collaboration）』を録音。「想い出の誓い（Foi A Saudade）」を収録。

1974年11月25日、『ラスト・コンサート（The Last Concert）』を録音。「朝日のようにさわやかに（Softly, As in a Morning Sunrise）」、「シリンダー（The Cylinder）」、「サマータイム（Summertime）」、「ホワッツ・ニュー（What's New?）」、「コンファメイション（Confirmation）」、「ラウンド・ミッドナイト（'Round Midnight）」、「チュニジアの夜（A Night in Tunisia）」、「ゴールデン・ストライカー（The Golden Striker）」、「スケーティング・イン・セントラル・パーク（Skating in Central Park）」、「ジャンゴ（Django）」、「バグス・グルーヴ（Bags' Groove）」を収録。

1974年に解散したが、1981年に再結成された。