ジャズテット (The Jazztet)
ジャズテット
アメリカのハード・バップ・コンボ。
トロンボーンを加えた3管編成のセクステットであった。
1959年、アート・ファーマー(tp)とベニー・ゴルソン(ts)を双頭リーダーとして結成された。
1960年2月、デビュー・アルバム『ミート・ザ・ジャズテット(Meet the Jazztet)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)、マッコイ・タイナー(p)、アディソン・ファーマー(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)が参加。「アイ・リメンバー・クリフォード(I Remember Clifford)」、「キラー・ジョー(Killer Joe)」を収録。
1960年9月、セカンド・アルバム『ビッグ・シティ・サウンズ(Big City Sounds)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、トム・マッキントッシュ(tb)、シダー・ウォルトン(p)、トミー・ウイリアムス(b)、アルバート・ヒース(ds)が参加。「ファイヴ・スポット・アフター・ダーク(Five Spot After Dark)」を収録。
1960年12月&1961年1月、『ザ・ジャズテット・アンド・ジョン・ルイス(The Jazztet and John Lewis)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、トム・マッキントッシュ(tb)、シダー・ウォルトン(p)、トミー・ウイリアムス(b)、アルバート・ヒース(ds)が参加。ジョン・ルイスは作編曲者として参加している。
1961年5月、シカゴのバードハウスにおけるライヴ・アルバム『ジャズテット・アット・バードハウス(The Jazztet at Birdhouse)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、トム・マッキントッシュ(tb)、シダー・ウォルトン(p)、トミー・ウイリアムス(b)、アルバート・ヒース(ds)が参加。
1962年2&3月、『ヒア・アンド・ナウ(Here and Now)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、グラシャン・モンカー3世(tb)、ハロルド・メイバーン(p)、ハービー・ルイス(b)、ロイ・マッカーディ(ds)が参加。
1962年5&6月、『アナザー・ギット・トゥゲザー(Another Git Together)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、グラシャン・モンカー3世(tb)、ハロルド・メイバーン(p)、ハービー・ルイス(b)、ロイ・マッカーディ(ds)が参加。「ドミノ(Domino)」、「アロング・ケイム・ベティ(Along Came Betty)」を収録。
1962年、解散。
1982年、再結成。
1982年4月、『ヴォイセズ・オール(Voices All)』を東京で録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)、シダー・ウォルトン(p)、バスター・ウィリアムス(b)、アルバート・ヒース(ds)が参加。
1983年5月、『モーメント・トゥ・モーメント(Moment to Moment)』をミラノで録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)、ミッキー・タッカー(p)、レイ・ドラモンド(b)、アルバート・ヒース(ds)が参加。
1983年11月、『ノスタルジア(Nostalgia)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)、ミッキー・タッカー(p)、ルーファス・リード(b)、ビリー・ハート(ds)が参加。
1986年2月、ライヴ・アルバム『バック・トゥ・ザ・シティ(Back to the City)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)、ミッキー・タッカー(p)、レイ・ドラモンド(b)、マービン・スミッティ・スミス(ds)が参加。
1986年2月、ライヴ・アルバム『リアル・タイム(Real Time)』を録音。アート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)、ミッキー・タッカー(p)、レイ・ドラモンド(b)、マービン・スミッティ・スミス(ds)が参加。
- The Jazztet (ウィキペディア)