ステップス・アヘッド (Steps Ahead)
ステップス・アヘッド
アメリカのジャズ/フュージョン・グループ。1979年結成。
結成時のメンバーはマイケル・ブレッカー(ts)、スティーヴ・ガッド(ds)、エディ・ゴメス(b)、ドン・グロルニック(p)、マイク・マイニエリ(vib)。
グループ名は元々「ステップス」であったが、同名のバンドが存在したため1983年に「ステップス・アヘッド」に改名した。
1980年12月、六本木ピットインでのライヴが録音され、翌1981年に『スモーキン・イン・ザ・ピット(Smokin' in the Pit)』としてリリースされた。「ティー・バッグ(Tee Bag)」、「フォールティ・テノーズ(Fawlty Tenors)」、「ヤング・アンド・ファイン(Young and Fine)」、「ソウル・アイズ(Soul Eyes)」、「サラズ・タッチ(Saras Touch)」、渡辺香津美(g)が参加した「ノット・エチオピア(Not Ethiopia)」を収録。
1981年9月、ニューヨークでライヴ・アルバム『パラドックス(Paradox)』を録音。ドラムスがスティーヴ・ガッドからピーター・アースキンに代わった。「ジ・エイレフ(The Aleph)」、「パッチ・オブ・ブルー(Patch Of Blue)」を収録。
1983年、ピアノがドン・グロルニックからイリアーヌに代わり、『ステップス・アヘッド(Steps Ahead)』をリリース。「プールズ(Pools)」、「アイランズ(Islands)」、「ボース・サイズ・オブ・ザ・コイン(Both Sides of the Coin)」、「スカイワード・バウンド(Skyward Bound)」を収録。
1984年、イリアーヌ(p)からウォーレン・バーンハート(p)に代わり、『モダン・タイムズ(Modern Times)』を録音。「サファリ(Safari)」、「セルフ・ポートレイト(Self Portrait)」、「モダン・タイムズ(Modern Times)」、「レイディオ・アクティヴ(Radio-Active)」、「ナウ・ユー・ノウ(Now You Know)」を収録。
1986年、『マグネティック(Magnetic)』を録音。ハイラム・ブロック(g)、ヴィクター・ベイリー(b)、チャック・ローブ(g)、ダイアン・リーヴス(vo)等が参加。「トレインズ(Trains)」、「ベイルート(Beirut)」、「ケイジャン(Cajun)」、「イン・ア・センチメンタル・ムード(In A Sentimental Mood)」、「マグネティック・ラヴ(Magnetic Love)」、「スモ(Sumo)」、「オール・ザ・ティー・イン・チャイナ(All The Tea In China)」、「サムシング・アイ・セッド(Something I Said)」を収録。
1986年、『ライブ・イン・トーキョー 1986(Live in Tokyo 1986)』をリリース。マイク・スターン(g)、ダリル・ジョーンズ(b)、スティーヴ・スミス(ds)が参加。
1989年、『N.Y.C.(ニュー・ヨーク・シティ)(N.Y.C.)』をリリース。トニー・レビン(b)、スティーヴ・カーン(g)、ベンディック(sax)等が参加。「ウェル・イン・ザット・ケース(Well, In That Case)」、「ラスト・フォー・ライフ(Lust For Life)」、「セネガル・コーリング(Senegal Calling)」を収録。
1992年、『陰陽(Yin-Yang)』をリリース。レイチェル・Z(p)等が参加。「サイドウォーク・マニュバース(Sidewalk Maneuvers)」、「プレイズ(Praise)」を収録。
1995年、『ヴァイブ(Vibe)』をリリース。マイク・マイニエリ(vib)、テイム・ヘイガンス(tp)、ダニー・マッカスリン(ts, ss)、マイク・ケイン(p)、レイチェル・Z(key)、ヴィクター・ベイリー(b)、クレアレンス・ペン(ds)が参加。「ランデブー(Rendezvous)」を収録。
2005年、ヨーロッパ・ライヴ盤『ホールディング・トゥギャザー(Holding Together)』(1999年7月録音)をリリース。メンバーはマイク・マイニエリ(vib)、ボブ・バーグ(ts)、イリアーヌ(p)、マーク・ジョンソン(b)、ピーター・アースキン(ds)。初期のアコースティック・サウンドに回帰した。「アンクル・ボブ(Uncle Bob)」、「イン・ア・センチメンタル・ムード(In A Sentimental Mood)」を収録。
- ステップス・アヘッド (ウィキペディア)