トゥーツ・シールマンス (Toots Thielemans)
トゥーツ・シールマンス
ベルギー出身のジャズ・ハーモニカ奏者。
1922年4月29日ブリュッセル生まれ。
2016年8月22日同地で死去。
1947年、渡米。
1953~59年、ジョージ・シアリング(p)のクインテットに在籍。
1962年、口笛とギターによる自作曲「ブルーゼット(Bluesette)」がヒットした。
1969年、エリス・レジーナ(vo)との共演盤『ブラジルの水彩画(Aquarela do Brasil)』をリリース。
1978年10~11月、ビル・エヴァンス(p)との共演盤『アフィニティ(Affinity)』を録音。ラリー・シュナイダー(ts, ss, fl)、マーク・ジョンソン(b)、エリオット・シグムンド(ds)が参加。「きみの愛のために(I Do It for Your Love)」、「酒とバラの日々(The Days of Wine and Roses)」、「ブルー・アンド・グリーン(Blue in Green)」を収録。
1981年3月、クインシー・ジョーンズ(arr)のアルバム『愛のコリーダ(The Dude)』に参加。「ヴェラス(Velas)」でのハーモニカ・ソロが美しい。
1981年7月、ジャコ・パストリアス(b)のセカンド・アルバム『ワード・オブ・マウス(Word of Mouth)』に参加。
1983年8月、ビリー・ジョエル(vo, p)のシングル「夜空のモーメント(Leave a Tender Moment Alone)」(全米27位)に参加。
1984年5月、ステファン・グラッペリ(vln)との共演盤『ブリンギング・イット・トゥゲザー(Bringing it Together)』を録音。マーティン・テイラー(g)、マーク・フォセット(g)、ブライアン・トーフ(b)が参加。グローヴァー・ワシントンJr.のヒット曲「クリスタルの恋人たち(Just the Two of Us)」を収録。
1991年4月、シャーリー・ホーン・トリオとの共演盤『フォー・マイ・レディ(For My Lady)』を録音。チャールス・エイブルス(b)、スティーヴ・ウィリアムス(ds)が参加。
1992年、『ブラジル・プロジェクト(The Brasil Project)』を録音。
1994年、ザッカリー・ブルー(g)のアルバム『レイドバック(Laid Back)』に参加。
1999年2月16~19日、辛島文雄(p)とのデュオ・アルバム『ランコントル(Rencontre)』を録音。「イヴニング・イン・パリ(Evening In Paris)」、「ウイッチクラフト(Witchcraft)」を収録。
2000年2月、クリスチャン・マクブライド(b)のアルバム『サイ・ファイ(Sci-Fi)』に参加。
2003年、クリス・ミン・ドーキー(b)のアルバム『シネマティーク(Cinematique)』に参加。
2006~2008年、『ヨーロピアン・カルテット・ライヴ(European Quartet Live)』を録音。カレル・ボエリー(p)が参加。
- トゥーツ・シールマンス (ウィキペディア)
- Toots Thielemans (オフィシャルサイト)